3連休最後の「海の日」は、長野県松本市まで「ホタル観賞会」の講師として講演を行うために行ってきた。集まった子供たちに、写真をたくさん見てもらいながら、ホタルについて話したが、「百聞は一見に如かず」実際に見る方が勉強になるし、感動する。
本日は、夕方から読売新聞東京本社において、ホタルの生態や生息環境、研究はどのように役に立つのか、ホタルを取り巻く問題点などについて、「週刊KODOMO新聞」の子供記者に取材を受けた。
さて、掲載のウスイロオナガシジミ(Antigius butleri)は、オナガシジミ属のゼフィルスで、 ハヤシミドリシジミを撮影した山にて、カシワの葉に止まっているところを撮影。昨年、山梨県で同属のオナガシジミを撮影しているが、オナガシジミの食樹がクルミであるのに対し、ウスイロオナガシジミの食樹はミズナラやカシワ等である。かなり遠くの梢だったため、証拠程度の写真になってしまった。今度出会ったら、もう少し図鑑らしい写真を撮りたい。
着実にゼフィルスの撮影種数を増やし、現在では12種類になった。しかし、国内には25種類生息している。そろそろ時期も終盤だ。今年は、あと4種類の撮影を目的にしているが、何種類出会えるだろうか。

ウスイロオナガシジミ
Canon EOS 7D / EF100-300mm f/4.5-5.6 USM
絞り優先AE F11 1/400秒 ISO 3200(撮影地:東京都八王子市 2012.07.14)

ウスイロオナガシジミ
Canon EOS 7D / EF100-300mm f/4.5-5.6 USM
絞り優先AE F11 1/320秒 ISO 3200(撮影地:東京都八王子市 2012.07.14)
