昨年は4回訪れた静岡県磐田市の桶ケ谷沼と鶴ヶ池。今回の目的は、違う種類のトンボであるが、今年はベッコウトンボが多い。ベッコウトンボは、静岡県・兵庫県・山口県と九州の一部に生息しているだけで、環境省のレッドデータブックでは「絶滅危惧I類(CR+EN)」に指定されており、また更に国内希少野生動植物種(種の保存法)にも指定されている、たいへん貴重なトンボだが、これが絶滅危惧種なのかと疑うほどの数である。嬉しい限りである。
今年は発生時期が遅いようだ。個体のほとんどは未成熟のベッコウトンボで、池から離れた草地で飛んでいた。成熟すると黒褐色になるが、この時期も鼈甲色である。昨年は、一個体の写真しか撮らなかったので、今回は様々な個体を色々な角度から撮影した。
ベッコウトンボを十分に撮影した後、目的のトンボと出会うことができた。つづく・・・

ベッコウトンボ
Canon EOS 7D / TAMRON SP AF70-200mm F/2.8 Di LD (IF) MACRO
絞り優先AE F6.3 1/250秒 ISO 200(撮影地:静岡県磐田市 2012.4.29)

ベッコウトンボ
Canon EOS 7D / TAMRON SP AF70-200mm F/2.8 Di LD (IF) MACRO
絞り優先AE F6.3 1/320秒 ISO 250(撮影地:静岡県磐田市 2012.4.29)

ベッコウトンボ
Canon EOS 7D / TAMRON SP AF70-200mm F/2.8 Di LD (IF) MACRO
絞り優先AE F6.3 1/320秒 ISO 250(撮影地:静岡県磐田市 2012.4.29)

ベッコウトンボ
Canon EOS 7D / TAMRON SP AF70-200mm F/2.8 Di LD (IF) MACRO
絞り優先AE F6.3 1/400秒 ISO 200(撮影地:静岡県磐田市 2012.4.29)

ベッコウトンボ
Canon EOS 7D / TAMRON SP AF70-200mm F/2.8 Di LD (IF) MACRO
絞り優先AE F6.3 1/160秒 ISO 200(撮影地:静岡県磐田市 2012.4.29)
