ジャコウアゲハ
ホタル講演会までの空き時間に岐阜県揖斐郡を流れる揖斐川の河川敷を散策した。何種類かのチョウが飛んでいたが、一番目立ったのは、ジャコウアゲハ(Atrophaneura...
View Articleトラフトンボ
トラフトンボ(Epitheca marginata)は、挺水植物や浮葉植物が繁茂する、海沿いに近い比較敵深くて大きい池沼に生息するエゾトンボの仲間である。東京都では絶滅とされ、関東を中心に絶滅危惧Ⅰ類にランクされるほど数が減ってきている。訪れた磐田市の池でも生息数は少ない。...
View Articleツマキチョウ
ツマキチョウ(Anthocharis scolymus)は、モンシロチョウより一回り小さく、後翅の裏は草ずり模様で、オスの前翅表の先端が橙色であることが特徴である。里山や河川敷、都市公園などで、4月中旬頃から5月中旬頃に見られる昆虫版スプリング・エフェメラルでもある。小学生3年生の春休み、里山へ昆虫採集に出掛けた時に始めて出会ったツマキチョウ。未だにその時の感動は忘れない。...
View Articleアズマヒキガエル
ゴールデンウィーク後半の始まりだが、5月としては記録的な大雨になった憲法記念日である。あまりの雨量に予定変更を余儀なくされ、今日はoff。昨日は、午前3時起きで出勤。帰宅は22時を過ぎたため、心身ともにクタクタ。時には家でゴロゴロするのも良いだろう。今後の計画を練り直すにもよいチャンスである。...
View Article赤城の森と里
ヒメギフチョウが舞う赤城山麓。春の訪れは、東京近郊よりも一ヶ月ほど遅いようだ。満開の山桜や木々の芽吹きが朝日に輝いて美しい。 赤城の南側を里まで下れば、5月らしい風景が広がる。草原では、ウスバアゲハがヒラヒラと花から花へと移動している。傍らの休耕田は、一面のレンゲ畑となって色を添えていた。 イヌブナの新緑Canon EOS 7D / TAMRON SP AF70-200mm F/2.8 Di LD...
View Articleスギタニルリシジミ(赤城)
今年の4/21に神奈川県相模原市で撮影したスギタニルリシジミであるが、ヒメギフチョウの撮影で訪れた赤城では、麓の沢沿いの林内や登山道で、まだ多くのスギタニルリシジミが見られた。飛んでいると水色の美しい翅表が見えるのだが、止まっても一向に翅を開かず、今回も開翅写真を撮ることが出来なかった。来春の目標の1つである。 撮影当日、ヒメギフチョウとスギタニルリシジミの他に、ミヤマセセリが多く見られた。...
View Article竜頭の滝
シリーズ 新緑の日光 その1栃木県日光の新緑風景等を4回に渡って掲載する。 栃木県那須塩原市へあるものを撮影するために出かけたが、その前に新緑風景を撮ろうと日光に立ち寄った。...
View Article新緑の日光
奥日光は早春の装いであったが、いろは坂は新緑の季節。昨年11月の半月山からに掲載した「いろは坂の紅葉」と同じ場所での撮影。紅葉の美しい場所は、新緑も美しい。2つの滝が絵を引き締めてくれた。その場所から、いろは坂を少し下れば、ツツジの濃いピンク色が新録にアクセントを加え、様々な色彩が油絵のようであった。...
View Articleフデリンドウ
とても美しい渓流に、これまで見た事もない素晴らしい滝があり、どうしたら撮影できるのかと林道から様子を伺っていると、 10m先で野鳥を撮影している初老の紳士から「撮影の邪魔だからどけ」と言われ、断念。気持ちは理解できるが、言葉を選ばないその態度はいかがなものか?...
View Articleフジキオビ
フジキオビ(Schistomitra funeralis)は、アゲハモドキガ科の蛾である。 昼間活動し花で吸蜜、地面で吸水もする。ウスバアゲハのようにヒラヒラと飛び、一見、チョウのようにも見える。本州の関東地方以西、四国、九州に分布するが、生息地は極めて局所的で、多くの地域で絶滅危惧種としてリストアップされている。...
View Articleミヤマカラスアゲハ(春型)
フジキオビという珍しい蛾を撮影した山梨県甲州市の渓流。訪れた本来の目的は、ミヤマカラスアゲハの春型を撮影することである。ミヤマカラスアゲハの夏型は撮影しているが、夏型よりも美しい春型を是非見てみたかった。...
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