美人林(4月)
シリーズ 越後の春 その2 美人林(びじんばやし)は、新潟県十日町市松之山にあるブナの林。2013年5月に訪れ「美人林 」として掲載しているが、前回は雨の中、傘をさしての撮影。期待した霧が発生せず、何となく眠たい写真になってしまったので、再挑戦である。...
View Article越後の春
シリーズ 越後の春 最終回 今回、「蒲生の棚田」、「美人林」、「中子の桜」と巡りながら、新潟県十日町周辺の春を満喫した。畔では、ツクシやフキノトウが所狭しと顔を出し、山では、残雪の白と若葉の緑や黄色、赤といった色彩に桜のピンクがアクセントを加えていた。豪雪地域ならではの景観かもしれない。...
View Article妖艶夜桜
今年は、「満月と桜」の組み合わせで撮りたいと思っていた。先月の満月は、ちょうど東京近郊で桜が満開、休日とも重なったのだが、あいにくの天気で月は見えず断念。今月はGW期間中ということで、その頃に満開になる長野県白馬村を選んだ。白馬村の桜と言えば、貞麟寺のしだれ桜が有名だ。樹齢は400年を超えるエドヒガン系の糸桜で樹周5mの巨木。2013年4月に「貞麟寺の枝垂桜」として掲載している。...
View Article中綱湖(水鏡)
中綱湖のオオヤマザクラは、2013年に「中綱湖の桜」として掲載(2015.5.4に1枚目を現像し直して差替え)しているが、その時は、花付きは良かったにも関わらず湖面が波立っており、水鏡に映る姿を撮影できなかった。そこで今回、和歌山と長野という大遠征の締めくくりとして再挑戦を試みた。...
View Articleサツマシジミ
サツマシジミ(Udara albocaerulea)は、シジミチョウ科でルリシジミの近縁にあたる普通種。薩摩という名前の如く南方系で、本州(三重、和歌山、広島、山口の沿岸部)、四国と九州の沿岸部等に分布しているが、近年では、温暖化の影響により、大阪府南部や静岡県の藤枝市でも見ることができる。食樹は、サンゴジュ、クロキ、モチノキなど。...
View Articleゲンジボタルの発生(2015年)
ゲンジボタルの発生が、九州をはじめとした西日本の各地で始まっている。関東地方におけるゲンジボタルの自然発生地では、千葉県が早く、袖ケ浦市では、既に一週間ほど前から羽化した成虫が飛び始めており、昨年も訪れた生息地に行ってみた。...
View Articleゲンジボタルの飛翔動画
ゲンジボタルが発光しながら飛ぶ様子を動画に収めたが、相変わらず背景は真っ黒で、ホタルの光しか写っていない素人動画である。いつも、念のため撮っておこうという真剣さのない撮影で、今のところ動画に関しては向上心も持っていない。その結果である。...
View Articleフジミドリシジミ(5月)
フジミドリシジミ(Sibataniozephyrus fujisanus)は、シジミチョウ科ミドリシジミ族フジミドリシジミ属(Sibataniozephyrus属)に分類されるゼフィルス。昨年の6月1日に撮影し、フジミドリシジミとして掲載したが、オスの全開翅は1枚しか撮れなかったので、今年も、同じ生息地を訪れトキナー300mmに2倍のテレプラスを付けた600mmで狙うことにした。...
View Articleサラサヤンマの飛翔
サラサヤンマ(Sarasaeschna pryeri)は、ほとんど水のない湿地に生息しており、幼虫(ヤゴ)の生態が詳しく分かっていないヤンマで東京都、神奈川県、群馬県、長野県では、絶滅危惧Ⅰ類に選定されている。当ブログ記事の中では登場回数の多いヤンマで、左の「検索」窓にサラサヤンマと入れると、下記4つの記事に写真を掲載している。 サラサヤンマ サラサヤンマ(飛翔) サラサヤンマの羽化...
View Articleヒロオビミドリシジミ
ヒロオビミドリシジミ(Favonius cognatus latifasciatus)は、シジミチョウ科オオミドリシジミ属(Favonius属)のゼフィルスで、京都府北部から山口県にかけての中国山地にのみに局所的に分布しており、食樹であるブナ科のナラガシワを主体とする低山地の雑木林に生息している。...
View Articleメスアカミドリシジミ(開翅)
メスアカミドリシジミ(Chrysozephyrus smaragdinus)は、シジミチョウ科メスアカミドリシジミ属(Chrysozephyrus属)のゼフィルスで、過去に2度撮影し、以下のように当ブログに2回登場している。 メスアカミドリシジミ メスアカミドリシジミ(オス)...
View Articleメスグロヒョウモン(メス)
メスグロヒョウモン(Damora sagana)は、タテハチョウ科メスグロヒョウモン属(Damora属)に分類されるチョウで、オスは黄色地に黒い斑点の典型的なヒョウモンチョウの翅色をしているが、メスは、和名通り黒く光沢のある青緑色を帯びた翅色をしている。ヒョウモンチョウ類の中で、雌雄の色が異なっているのは、本種だけである。...
View Articleヒメシジミのメス
ヒメシジミ(Plebejus argus micrargus)は、過去の記事「ヒメシジミ」と「ヒメシジミ(福島)」や「ヒメシジミ(開翅)」において、写真を掲載しているが、メスの写真は未撮影であった。...
View Articleゲンジボタルがミミズで成虫に
富山県黒部市在住の 中 毅士 氏の研究が実を結んだ。一昨年、自然環境下において「ミミズを食べているゲンジボタルの幼虫」を発見し、その後、昨年から孵化した幼虫をミミズだけで人工飼育する実験を行い、6月3日に見事に成虫になったのである。これまでゲンジボタルの幼虫は「カワニナ」しか食べない、成長しないという定説を覆した。...
View Articleウラミスジシジミ
ウラミスジシジミ(Wagimo signatis)は、シジミチョウ科ウラミスジシジミ属(Wagimo属)のゼフィルスで、翅裏は赤地で3本の白い筋があることが和名の由来になっている。アカシジミやウラナミアカシジミ等は、翅表の色も翅裏と同じようなオレンジ色であるが、ウラミスジシジミの翅表は、ウラゴマダラシジミや他種であるムラサキシジミのように青い鱗分がのっている。...
View Articleウラジロミドリシジミ
ウラジロミドリシジミ(Favonius saphirinus)は、シジミチョウ科オオミドリシジミ属(Favonius属)のゼフィルスである。前翅長は14~20mmとミドリシジミ類としては小型で、翅裏が雌雄ともに銀白色から灰白色であることで、他のミドリシジミ類と容易に区別できる。...
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