航跡雲
シリーズ 過去の未公開画像 その1 15年 95,000kmの付き合いである愛車が、7回目の車検を終えて帰ってきた。長年乗っていると消耗部品の交換が多くなるが、まだまだ十分走れる。頼れる相棒である。先週末は、車がなく、またホタル関係の原稿締め切り等に追われて写真撮影には出かけなかったので、しばらくは、過去の未公開画像を掲載しようと思う。...
View Articleカラマツ霧氷(霧ヶ峰)
シリーズ 過去の未公開画像 その3 私にとっての霧氷の魅力は、「カラマツ霧氷の幾何学的光景と白く輝く繊細な美しさにある。」と以前の記事(カラマツ霧氷)に書いているが、私をここまで魅了させるのは何故か?...
View Article枯倒木
シリーズ 過去の未公開画像 その4 午前3時半に車で出かけ、帰宅は22時。趣味の写真撮影の遠征ではなく、本業での勤務の話である。普段は、午前4:50発の電車に乗り、帰宅は19時頃だが、時として労基法すれすれの激務に襲われる。しかし、これも家族のため。雨ニモメゲズ、風邪ニモマケズ、決シテイカラズ、疲レタの一言モ言ワナイ、サウイフモノニ、ワタシハナリタイ。...
View Article山眠る
シリーズ 過去の未公開画像 その53時間半の睡眠で出勤したが、今日は早く帰宅できたのでブログを更新。 山水画の理論家である郭煕の山水訓「山笑ふ」「山滴る」「山粧ふ」をイメージする写真は、それぞれの季節に掲載したが、最後は「冬山惨淡而如睡」(冬山惨淡として眠るが如し)である。...
View Article冷華の風情
シリーズ 過去の未公開画像 その6 冷華・・・冷し中華の略ではなく、美女の名前でもない。木々に咲いた冷たい華を指した私的造語だ。霧氷のことではあるが、この写真ではあえて冷華と呼びたい。...
View Articleホタル指導(箱根湯本)
25日(土)は、箱根湯本にホタルの指導に行く。小田原までは新幹線。小田原からは、迎いに来られたCLSクラスのメルセデス・ベンツで現場へ。半日かけて調査し、ホタルが自然発生する環境再生への計画作りを行った。今後、1月に行った初島も含めて継続指導を行っていく。 携帯電話で撮影
View Articleナガレタゴガエル(ペア)
霧ヶ峰の霧氷撮影から一カ月ぶりにカメラを持っての外出である。この時期ならではの生き物を探しに、マクロレンズを付けて都内の山中に向かった。目標とする生き物は見つからなかったが、代わりにナガレタゴガエルに出会った。 ナガレタゴガエルは、2年前の3月に記事を掲載しているが、今回は、産卵前の抱接ペアである。ナガレタゴガエル( Rana sakuraii Matsui et Matsui, 1990...
View Article雨氷
春は名のみの 風の寒さや・・・早春賦(作詞:吉丸一昌/作曲:中田 章)の一節だ。立春はとっくに過ぎ、今日は桃の節句。しかし、春は名ばかりで、まだまだ風は冷たい。気象庁は1日、この冬(12~2月)は沖縄を除き、6年振りに全国的な寒冬となったと発表した。春の訪れも遅いようで、梅が咲いているところはまだ少ない。この天候気候では、予定を変えざるを得ない。...
View Article春霧の生まれ出ずる谷
早くも、東日本大震災から1年が経つ。しかし、未だに復興が進まない地域や行方が分からない方々もいる。心よりお悔やみ申し上げるとともに、自分のできる範囲で少しでも力になりたいと思う。 さて、平日は年度末のために帰宅が遅く、PCを見る時間もなく更新が滞っている昨今であるが、...
View Article春雨に咲く紅梅
本業は相変わらず忙しいが、ようやく写真が撮れる週末がやってきた。愛車もこれからの遠征本番の時期に備えて整備完了。先月の車検時にドライブシャフトとパワーステアリングのベーンポンプを交換したが、先日、スパークプラグ、バッテリー、タイミングベルト、ブレーキパッドを交換。かなりの出費になったが、新車並みの走りが復活。早速、高尾、青梅、奥多摩を巡った。...
View Article苔のむすまで
苔は、子供の頃から好きである。ホタル(ゲンジボタルやヘイケボタル等)が産卵する場所でもあるから、その関係で興味を持ち、好きになった。渓流の苔むした岩は美しいが、京都の西芳寺(苔寺)にみる苔むした庭園にも趣があるし、盆栽の苔にも味がある。おそらく、日本人特有の美意識によるものなのだろう。 ~苔のむすまで。ご存じ「君が代」の最後の歌詞にある。君が代は 千代に八千代に さざれ石の 巌となりて...
View Article春を探しに
春分の日。なかなか冬の眠りから覚めない東京の里山にしびれを切らして、房総まで春を探しに行ってきた。こちらも春の訪れは遅く、まだ早春という感じだが、それでも菜の花や蕗の薹、そしてオオイヌノフグリといった草花を見ると、気持ちが和む。 菜の花Canon EOS 7D / TAMRON SP AF90mmF/2.8 Di MACRO1:1絞り優先AE F4.5 1/800秒 ISO...
View Article和の色彩
先週と同じ梅林に行ってみたが、咲いている木は、まだ3割ほど。見頃は1週間から10日先のようだ。雨の翌日、快晴の朝。気温は3℃。朝日が当たると湿った地面からは、湯気が湧きたつ・・・とりあえず見栄えの良い場所を探して歩き回る。カメラをセットすると、背後の山に朝靄が流れた。その瞬間、和の色彩が完成した。 梅林Canon EOS 5D Mark2 / TAMRON SP AF70-200mm F/2.8...
View Article春光梅花
まだ咲き揃わない梅林。中に入れるのは3時間後の午前9時だ。どこか良いカットはないかと柵の外をうろうろしていると、山の間から朝日が差し込んで、それが梅の一部をスポットライトのように照らし始めた。春の光が紅白の梅花に命を吹き込む瞬間に思えた。 梅林Canon EOS 5D Mark2 / TAMRON SP AF70-200mm F/2.8 Di LD (IF) MACRO絞り優先AE F20...
View Article高尾燃ゆ
裏高尾には、素晴らしいカツラの林がある。新録(新緑のカツラ)や紅葉も美しいが、春の赤芽も格別である。そんなカツラ林に春の朝日が差し込み、全体が燃えるように紅に染まった。 春光や芽吹くカツラに高尾燃ゆ 義仁 高尾燃ゆ(カツラ林)Canon EOS 5D Mark2 / TAMRON SP AF70-200mm F/2.8 Di LD (IF) MACRO絞り優先AE F20 0.5秒 ISO...
View Article早春の水中
久しぶりにあきる野市の里山を訪れる。まだまだ早春という感じだが、田んぼや脇を流れる小川の中を覗けば、この時期ならではのヤマアカガエルの卵塊やトウキョウサンショウウオの卵嚢が見られ、日当たりの良い場所では、オタマジャクシが元気よく泳いでいた。 ヤマアカガエルの卵塊Canon EOS 7D / SIGMA 15mm F2.8 EX DG DIAGONAL FISHEYE絞り優先AE F20 1/20秒...
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