木下沢梅林
3週連続で訪れた木下沢梅林・梅の里(高尾梅郷)。まだ5分咲きではあるが、ようやく梅林全体が華やかになってきた。木下沢梅林は、青梅市の 吉野梅郷(梅の公園)に比べれば小規模だが、1,400本(吉野は1,500本)の梅の木があり、地形的に朝の斜光が美しい。 梅林の朝Canon EOS 5D Mark2 / TAMRON SP AF70-200mm F/2.8 Di LD (IF)...
View Article日本画的白梅図
午前3時半に起床し、4時に出発。段々と日の出が早くなってきたので、近場と言えども早起きしなければならない。木下沢梅林に午前5時に一番乗りで到着したが、気温は2℃で寒い! 震える手でスタンバイ。日の出は5:28だが、まだ暗い時間に撮っておきたい写真があった。それは、水彩で描いた日本画のような梅である。...
View Articleカツラの紅花
3月28日の記事「高尾燃ゆ」に掲載した写真と同じ場所だが、これは一週間後に撮影したものである。こちらのカツラの木の方がより赤味が強い。赤いのはカツラの花芽で、花が咲けばもっと鮮やかになるだろう。 春の朝高尾を燃やす紅桂 義仁 カツラの紅花Canon EOS 5D Mark2 / TAMRON SP AF70-200mm F/2.8 Di LD (IF) MACRO絞り優先AE F22 4秒...
View Article棚田の夜明け
仕事を終えて22時半に帰宅。ひと寝入りすると起きるのが辛いので、現地に着いてから仮眠する計画で午前0時に出発。向かう先は、千葉県鴨川市の大山千枚田。昨年に撮ることが出来なかった棚田の夜明けを撮影するためである。...
View Article日本画的桜図
国立大学通りの桜が満開となった。一昨年、「国立の桜」として掲載しているが、今回は、「日本画的白梅図」の写真と同様に、日本画的な桜を撮るべく挑戦した。欲を言えば、満月を一緒に写したかったのだが、月が低すぎて叶わなかった。 しだれ桜Canon EOS 7D / TAMRON SP AF70-200mm F/2.8 Di LD (IF) MACRO絞り優先AE F13 1秒 ISO...
View Articleホソミオツネントンボ
今年最初の昆虫写真は、アオイトトンボ科のホソミオツネントンボ(Indolestes peregrinus)である。成虫のまま越冬する3種のうちの1種。他はアオイトトンボ科のオツネントンボとイトトンボ科のホソミイトトンボがいる。...
View Articleハナネコノメ
先月、一度だけ「春を探しに」の中で春の花を少しだけ掲載したが、時々は、花々の写真をマクロで撮るのも楽しい。渓流沿いの道を歩いていると、一昨年に何度か撮影したハナネコノメに出会った。時期も終わりに近いが、清楚で可愛らしい姿に心和む。 ハナネコノメソウCanon EOS 7D / TAMRON SP AF90mmF/2.8 Di MACRO1:1絞り優先AE F3.5 1/160秒 ISO...
View Articleコツバメ
成虫で越冬するキタテハやアカタテハ、ルリタテハなどは、これまでも日だまりでは良く見かけていたが、ようやくサナギで越冬したチョウたちが羽化して飛び始めた。コツバメ(Callophrys ferrea...
View Articleミツバツツジ
4月13日 雨。千葉県南部では、この時期にゲンジボタルの幼虫が上陸するため、この雨は重要である。昨年は、観察に出かけたが、明日は、長野県松本市へホタルの保全指導に行くので、今年は断念した。晴れていれば、ギフチョウの撮影を予定していたが、この冷たい雨では、ギフチョウはおろか他の昆虫の撮影も難しい。そこで、雨でなければ撮れない自然風景を撮りに、奥多摩、あきる野などを巡った。...
View Article春雨に煙るしだれ桜
待っていた春雨。この天気でなければ撮れない風景がある。秋に見つけた奥多摩日原の桜。是非、春雨の時に撮りたいと思い訪れたのだが、残念ながら、まだ蕾の状態であった。満開の時期と私の休日と春雨というタイミングが合えば、再度、訪れたい。この場がダメなら次の候補地、あきる野の龍珠院へと向かう。...
View Article若葉萌ゆる候
山々の若葉の芽吹きを見ながら春雨の檜原街道を走っていると、黄緑色の美しさが通り過ぎていった。Uターンしてその場所に行くと、それは枝一杯に若葉を付けたカエデであった。暗い渓谷を背景に、或いは深い緑の竹林を背景に、そのカエデは何かを語りかけてくる。 カエデの若葉Canon EOS 5D Mark2 / TAMRON SP AF70-200mm F/2.8 Di LD (IF) MACRO絞り優先AE...
View Articleスギタニルリシジミ
3/20は、日本ホタルの会の談話会であったが、仕事のため欠席。午後、早めに終わったので、これまで撮ったことがなかったチョウを撮影に行く。 目的は、シジミチョウ科のスギタニルリシジミ(Celastrina sugitanii)。...
View Article穀雨の頃
穀雨(こくう)は二十四節気の1つで、毎年4月20~21日頃をさし、春の恵みの雨が大地を潤し穀物の新芽を育てるという意味だ。西日本では暦通りの雨、東京はこの週末は曇り、日曜日から月曜日にかけて曇り雨の予報である。...
View Article桜三様
桜前線は、昨年の大震災被災地に北上し、これまでと変わらぬ花を咲かせており、人々の希望と癒しになっている。東京都心では、すっかり葉桜になった。今年は都内の桜しか撮る機会がなかったが、来年は各地の一本桜を見に行ってみたいと思う。 青梅の梅と山桜今年は、3月が寒かったために、青梅市等では梅と桜が同時期に咲いている。Canon EOS 5D Mark2 / TAMRON SP AF70-200mm...
View Article青と赤
この4月は、コツバメにスギタニルリシジミと地味なチョウの掲載が続いたが、ここでようやく蝶らしいチョウ、ツバメシジミとベニシジミの登場である。これらも同じシジミチョウ科で当ブログには何回か掲載しているが、至近距離にて翅表が分かるように日の丸構図で撮ったのは初めてであった。2種とも春型のオスでツバメシジミは瑠璃色が、ベニシジミは紅色が鮮やかで美しい。 ツバメシジミCanon EOS 7D /...
View Article春の風情
新緑に初夏の陽気、もうすぐ風薫る5月である。その前に優しい春の風情をまとめた。 菜の花Canon EOS 7D / TAMRON SP AF90mmF/2.8 Di MACRO1:1絞り優先AE F2.8 1/2500秒 ISO 200(撮影地:東京都調布市 2012.4.21) 山桜Canon EOS 7D / TAMRON SP AF90mmF/2.8 Di MACRO1:1絞り優先AE...
View Articleナミアゲハ
ナミアゲハ(Papilio xuthus)は、いわゆるアゲハチョウだが、この呼び名は他のアゲハチョウ科の総称として使われることもあるため、ナミアゲハが正式な和名である。アゲハチョウの仲間は、全世界に約500~580種類知られており、アゲハチョウ科の分類は以下のようになる。ナミアゲハは、アゲハチョウ亜科のアゲハチョウ族に属している。 アゲハチョウ科(Papilionidae)...
View Article春の渓流
冬に比べて色どりが豊かになってきた春の渓流。岩のコケは黄色から緑へ、ほとりの木々は、芽吹き始めて紅葉の時期を思わせる配色だ。この期間は僅かで、渓流はあっという間に新緑に覆われる。...
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